やって確かめる日記

写真とごはんのことを中心に書いています。

6月1日は写真の日

だったようです。一枚も撮ってなかった。
今日は6月2日。気にせず写真、重たいカメラはいいぞぅと訴える。昔撮った、下手でレタッチもしてない写真ばかりで恐縮ですが。

一眼レフは夜景に強い

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僕はよく一眼レフであちこち撮りに行きます。大きくて重いし、旅行なんかじゃ絶対邪魔でしょ、と思われがちな一眼レフを買おうと思ったのは、友達の夜景写真に感動したから。僕がスマホで撮った同じ場所からの夜景写真とは、当たり前だけど比べ物にならないくらい綺麗な写真だった。


上の写真でいうと、室内は暗い、外は明るいと言った明暗差の大きな景色にスマホは弱いわけです。だから花火や夜景、イルミネーションやライトアップをスマホで撮るとき、大抵の人が苦労をするという話です。もちろん一眼で撮ってもある程度苦労します。けど圧倒的にスマホよりカンタンに綺麗に撮れる。


スマホでは撮れない絵がある

僕の周りは写真はiPhoneで十分という方が多い。夜景は綺麗に撮れなくてもいい。一般的にそういう人が多数だろうし、確かになぁと思います。僕もiPhone 6s使ってますが、6sは特に今までよりカメラの能力が上がってるらしい。前使っていた5sからすると、画質の向上は明らかで、細かいところまで映るようになったなと思います。けど僕はやっぱり一眼レフを使う。

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iPhone 6s back camera 4.15mm ƒ/2.2 SS 1/24 iso 200

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Nikon D810 50mm ƒ/2.2 SS 1/20 iso 3200


上の写真は、比較をしようと思って撮った二枚では無いので、被写体も角度も違って申し訳ないですが、情報見たらたまたま同じF値だったので載せてみました。こんなにボケ具合が違うのかーと少し驚いた。少し専門的な話になるけど、iPhone焦点距離は35mm換算で約29mmなので広角と言えるし、かたや今回一眼に付けてるレンズは50mm、いわゆる標準レンズ。


難しい話をとばすとiPhoneのほうがボケにくい。だけどここまで違うかという印象。
iPhoneでボケを作るにしても、加工アプリなんかではどうしても不自然になるので、これがiPhoneでは撮れない絵、というやつなのかなぁという気がします。

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そしてiPhoneはいまいち色乗りが良くない。味気ない感じになりがち。だからみんなバリバリレタッチ(加工)するんだろうし、僕もすることがあります。一眼だとレンズと画像処理エンジンに依存する部分が大きいですが、大抵の今時のカメラとレンズの場合iPhoneより色乗りは良いはずです。つまり、特にレタッチしなくても満足行く写真が得られるのではないかと思う。ココらへんは好みなので人によります。上三枚は一眼で撮ったもので、レタッチしてませんが僕は気に入っています。下手だなぁとは思いますけどそれはそれ。好きは好き。

結局

ここまで色々書きましたが、最後は一眼レフだとかミラーレスだとかコンデジだとかiPhoneだとかどうでもよくて、記憶に残るかどうか、ってことが一番大事。すごく一般論で嫌なんだけど、事実だから仕方ない。


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僕は今これを書いてて、例えば上の写真を見ながら
「このときはこんなこと考えながら撮ったなぁ」とか
「この日色々行ったなぁ」とか
「きれいな着物だった」とか
いろんなことがかなり鮮明に頭を駆け巡った。
当時の思考が画像に紐付けられてるわけで、冷静に考えるとすごい。
比較対象が雑で申し訳ないが、高校の時の古文のノート見ても当時の思考は蘇らないので、その点写真はすごい。


写真の綺麗さに応じてそれが変化するのかって話をされると困るけど、自分の写真じゃなくても、綺麗な写真は感動するし、それはそれで良い。さらに、自分の写真だと何度見ても、当時感じたことを今も感じられる。そして良くも悪くも、今という状況だからこそ感じること、考えることもある。うーんやっぱり写真は素敵。